脱毛前に知っておきたい!ムダ毛の基礎知識について

女性にとってムダ毛は、邪魔なものでしかありませんよね。

しかし、ムダ毛は人間にとって本当に邪魔なものなのでしょうか。ここでは、脱毛前に知っておきたい脱毛の基礎知識についてご紹介します。

ムダ毛の役割や構造、脱毛するために知っておきたい毛周期についてじっくり見ていきましょう。

体毛の役割と構造

人間の体にはほぼ全身に体毛が生えています。全身に生えている体毛は、約150万から200万本といわれています。その中で、ムダ毛と呼ばれるのは脇や腕、足、背中などに生えてくる体毛ですよね。

このような体毛は、見た目を悪くしているとしてムダ毛と呼ばれていますが、実際には重要な役割を持っているのです。

体毛の役割

体毛の役割は以下の通りです。

  • 体の中にある毒素を毛を伝わらせて体外へ排出させる働き
  • 体温を一定に保ち、保温、断熱する機能
  • 外からの紫外線から体を守る働き
  • 外部から与えられる肌への刺激を緩和するクッションのような働き
  • 直接肌に触れる前に毛に触れることで刺激を察知する働き
  • 外部のチリやごみなどを吸い込ませないためのフィルター機能

見た目が良くないと邪魔者扱いされがちなムダ毛ですが、実はこのように体にとって重要な役割を担っているのです。

ムダ毛を完全に処理してしまうと、上記のような役割を果たせなくなってしまい、体が冷えやすくなったり感覚が鈍くなってしまう可能性があります。

体毛の構造

体毛は、皮膚が変化したものであり、体毛の3分の2は皮膚の中にあるのです。そして、皮膚の外側に出ている部分を「毛幹」、皮膚の中にうまっている部分を「毛根」と呼びます。

また、毛根部の膨らんでいる下の部分は「毛球」と呼び、毛球の先端にある毛乳頭が毛細血管から様々な栄養を吸収し、体毛を成長させていくのです。毛乳頭が抜かれても、皮膚の中に毛母細胞が残っている限り、毛は次々と生えてくるのです。

体毛の毛周期とは?

体毛には、1本1本に生まれ変わりのサイクルがあり、これを毛周期と呼びます。毛周期は体の部位によってサイクルが違います。

毛周期のサイクルを部位ごとに見ていきましょう。

毛髪

毛髪は、成長期には1日0,3~0,4mm程度伸び、一度抜けると約4か月で新しく生えてきます。

眉毛とまつ毛

眉毛とまつ毛は、1日に約0,18mm程度伸び、生え変わりのスピードは約2か月程度です。

手と足

手と足の体毛は、1日に0,2~0,4mm程度伸び、成長期は3~5か月となります。

脇毛

脇毛は1日約0,3mm伸び、一度抜けた毛が新たに生え変わるのには約4か月かかります。

ビキニライン

ビキニラインの体毛は、1日に約0,2mm伸び、生え変わるまでは約4か月かかります。

体毛とホルモンの関係

体毛の濃さは人によって大きく異なりますよね。これは、ホルモンバランスの違いによると言われています。

人間の体は男性ホルモンのアンドロゲンと女性ホルモンのエストロゲンの2つを持ち合わせています。アンドロゲンは、主に眉毛から下の体毛を作っており、エストロゲンは頭髪の成長を促しているのです。

よって、体毛の濃い女性は男性ホルモンが多いと言われ、さらに、男性ホルモンに対する感受性が強いとも言われています。

また、男性ホルモンが過剰に分泌されると、多毛症という症状が現れます。女性や子供によくみられる症状で、胸や下腹部、腕や足、口の周りなどの体毛が濃くなったり固くなったりします。この多毛症は、男性ホルモンが作られる卵巣、副腎に起こる疾患が原因になることが多いです。これは、自分ではわかりにくいため、医師の検査が必要です。

最近は、レーザー脱毛の影響によって、比較的細い産毛が生える部分でも、脱毛されずに残った産毛が太くなったり固くなってしまうケースがあります。

体毛の主な処理方法

体毛には、主に4つの処理方法があります。

  1. カミソリやシェーバーで剃る
  2. 脱毛ワックスや毛抜き、電動脱毛器などで抜く
  3. 家庭用脱毛器や脱毛サロンでの光脱毛で毛を生えにくくする
  4. 美容クリニックや家庭用脱毛器の脱毛レーザーで永久脱毛する

光脱毛やレーザー脱毛の特徴

体毛の毛母細胞や毛乳頭は、毛を剃ったり抜いたりしても取り除くことはできないので、しばらくするとまたムダ毛は生えてきてしまいます。

しかし、光脱毛やレーザー脱毛は、毛乳頭にダメージを与えたり破壊することができるので、ムダ毛を生えにくくしたり今後一切生えないようにしてくれるのです。

脱毛と毛周期の関係

脱毛する際には、毛周期に合わせて処理することが大切です。

毛周期に合わせた脱毛処理の頻度は以下の通りです。

  • 家庭用脱毛器:10日から2週間に1回程度、毛が薄くなってきたら3~4週間に1回の照射が必要
  • 脱毛サロン:1~3か月に1回程度、定期的に照射する必要がある
  • 美容クリニック:はじめは1か月半から2か月、その後は3か月、4か月とムダ毛が生えそろうまで間隔を空けて照射する必要がある

脱毛の注意点

レーザータイプの脱毛器もありますが、美容クリニックに比べて威力は4分の1程度と落ちてしまいます。そのため、毛乳頭の破壊はできないので、ムダ毛は多少細くなりますがまた毛は生えてきます。

光脱毛の家庭用脱毛器は、脱毛サロンに比べるとやはり出力は抑えられてしまいます。このような家庭用脱毛器は、はじめは10日から2週間に1回、毛が薄くなってきたら3~4週間に1回を目安に行いましょう。

これらはどれも、脱毛サロンや美容クリニックに比べて出力が低いので、脱毛効果は少なくなりますが、ムダ毛1本に対して照射回数を増やすことで効率よく脱毛できるでしょう

まとめ

いかがでしたか?

ムダ毛はどれもいらないように思えますが、実はどれもしっかりとした意味のあるものなのです。しかし、見た目のことを考えるとできるだけ処理したいですよね。

ムダ毛の脱毛方法はたくさんあるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。また、毛周期に合わせて脱毛することが効率よくムダ毛を無くすことができるポイントです。毛周期を無視して脱毛すると、肌に負担がかかったり傷つけてしまう恐れがあるのです。

ぜひ、正しい知識を身に着けて肌に負担をかけずに脱毛してくださいね。効率よく、ムダ毛のないツルスベ肌を手に入れましょう!