ほこりや花粉が舞う季節は肌トラブルが生じやすく、エステサロンで専門的なケアを受ける人も多いと思います。
フェイシャルエステは気軽におこなえるので、機会があれば施術を受けるようにすると、肌の汚れを取り去り、栄養分を取り込むことで肌の生まれ変わるターンオーバーも早くなり、いつも透明感のある肌でいられます。
その際、納得のいくフェイシャルエステの結果を得るためにも、ちょっとした専門用語を知っておくことは大切です。
目次
フェイシャルエステとは?
フェイシャルエステとは、顔の肌の悩みを解消するためにおこなうメニューです。
ニキビや吹き出物、シミ、シワ、タルミなど人によってや、年齢によって異なるトラブルをさまざまな方法でケアしてもらえます。
エステティシャンによるクレンングやマッサージ、パック等のハンドケアから、美肌マシンを使ったケアまで用意されています。
フェイシャルエステの流れ
予約をした日に訪れ、気になるところの相談や、どのコースを選ぶかを決めます。
肌のカウンセリングをおこない、肌質を診断してもらい自分に適した施術方法を決めていきます。
その時に料金について確かめて、予算なども伝えておきましょう。
まず、通常はクレンジングから始まり、メイクを落とし、次に洗顔がおこなわれます。
その後本格的なハンドマッサージが、それぞれの肌質にあった美容液を用いておこなわれます。
美容機器を使った施術も可能です。
美容機器サーマルフラクショナRFについて
ピストン圧縮刺激と針状加熱で肌表面には最小限の負担で、肌内部には最大限の効果を与えて、肌トラブルを解消し、透明感が溢れる美肌効果を得るための機能的なエステティック専用のマシンです。
手技だけでは届きにくい皮膚の奥までケアすることができます。
仕上げにはプラセンタなどが配合された美容効果の高いマスクでパックをおこない、デコルテのケアもあります。
最後に化粧水、UVクリーム、美容液で仕上げます。
知っておきたいフェイシャルエステに関する専門用語について
エステ業界では普通に使われる用語も、耳にはするものの良く意味が分からないこともありますが、少し知識があるとフェイシャルエステを受ける際のカウンセリングなどに役立ちます。
RF(アールエフ)
美容用のマシンの総称のことを言います。肌にハリを与える機器や脂肪の燃焼を促す機器などがあります。
イオン導入
ビタミンC配合の化粧水や美容液を塗った後に弱い電流を流すと、なかなか取れない深いシミも薄くなることがあります。
また、イオンの導入によってニキビの炎症やシワを改善する効果も期待されます。
インディバ
高周波温熱治療器のことで、血行促進効果や自律神経を整える効果が期待できます。
エレクトロクレンジング
微弱電流を流すことで、肌の奥にたまった汚れを取り除きます。
エンダモロジー
セルライトの除去や、ボデイラインを整えるための施術機器です。
キッシング
皮脂や汚れを吸引して肌の新陳代謝をよくします。
ゴマージュ
ピーリングとは、化学的には皮膚の表面を少しはがすことを言います。
ゴマージュは、天然のクルミの皮やヒマワリの種を微細に砕いたものを用いて角質を取る美容方法です。
スチーム
蒸気を用いて毛穴を開き、余分な分泌物を排出し、血行を良くします。
ターンオーバー
ターンオーバーとは入れ替わるという意味ですが、表皮細胞は28日間かけて角質細胞になり、最終的に垢となってはがれていきます。
このサイクルが乱れると、肌トラブルがおきます。
タラソパック
ミネラル成分を含んだ海藻などを利用したパックで、肌のツヤ感や透明感を引き出します。
超音波エステ
毎秒100万回近くの人には聞こえない音の振動によって、血液やリンパの流れを促し、毛穴の汚れを取り除きます。
バイオプトロン
アトピー性皮膚炎の治療にも用いられている医療機器のため、肌の弱い人も安心して施術を受けることができます。
フォトフェイシャル
特殊な光を照射することで、シミやシワクスミなどが改善され、美肌効果が期待できます。
ホワイトニング
日焼けによるシミやクスミなどを解消し、透明感を失った肌のトーンを上げる効果があります。
リンパドレナージュ
リンパマッサージのことで、リンパの流れにそってマッサージすることによって、体にたまった老廃物を排出し、むくみを取り去る効果があります。
フェイシャルエステのメリットとデメリットについて
フェイシヤルエステのメリット
自分で定期的におこなうには、よほど美意識が高く几帳面でないと続きませんが、定期的にプロの手を借りると、トラブル肌も順調に回復していきます。
小さなシミやシワは早めにケアすることで、目立たずに解消できますが、エステサロンで使用される美容液やパックは、その店が自信を持つ高品質なものが用いられているので、効果を比較的早く得ることができます。
また、ダイエットからボデイエステ、フェイシャルエステとトータルで磨きをかけることができるので、どんどんきれいになっていきます。
フェイシャルエステのデメリット
エステティシャンの技術の差があると、期待していたような効果が得られないこともあるので、エステサロン全体のレベルが高いところを選ぶ必要があります。
また、体質的に皮膚が弱い人は、返って肌を痛めてしまうこともまれにあるようです。
これはデメリットというより本人の問題ですが、本気で肌トラブルを解消するには、時間とお金がかかるので、計画的におこなわないと、他の部分にしわ寄せがいってしまう恐れがあります。
上手にエステを利用するには、収支のバランスを考えてエステに溺れ過ぎないことです。
まとめ
二の腕のタルミや足の太さはファッションでごまかすことができても、顔だけは隠すことができません。
特に顔の印象は大事ですが、一つ一つのパーツが整っていても、ニキビ跡が目立ったり、顔色がくすんでいたりすると、さわやかな印象を与えることができないようです。
エステによってキメの整った透明感のある肌を手に入れると、考え方も行動も前向きになり、より美しくなれます。少しの贅沢が大きな自信となるようです。